アムステルダムred light district へ
せっかくなので友達にred light districtへ連れて行ってもらった。
red light district とはいわゆる娼婦街。道路に面したドアはほぼ全面ガラス張りで、その中には下着姿の娼婦たちがお客さんがくるのを待っている。カーテンが閉まっているのは使用中。ここでは売春は合法で、娼婦の姉さんたちも税金を払ってるし、月に一回の健康チェックの証明書なんかもちゃんと持っているんだそう。
下着姿のお姉さんを横目でみながら通りを歩く。携帯をいじっていたり、ぎろっとにらんできたり、笑いかけてくれたり、体をドアに押し付けてアピールしたり、いろいろ。まだ夕方4時だというのに、すでにカーテンが閉まっている部屋もあり、交渉している男性もちらほらみえる。通りによってフェチズムが分かれているらしく、なかには性転換手術をうけた元男性たちの通りも。「ライブセックスやってるよ~、よってかない?」とセックスショーの客寄せのお兄さん。
突然、バタン!と大きな音がして男が部屋からはじきだされてきた。部屋の中にいる女は怒った様子で「くそ野郎、どっかにいけ」と叫び、通りに追い出された男も「お前みたいなの働くのやめちまえー!」と怒鳴っている。ドラマだ。男はハイになっていて、ちょっとみれたもんじゃない。そりゃ女も断りたくなりますわな。映画のなかで何回かみた飾り窓。ほんとうに職業にしてやってる人がいるんだ。
アムステルダムは変な街だ。
町並みは小奇麗でおしゃれなカフェやショップが沢山。
マリファナが合法で店に行けば簡単に購入でき、マリファナキャンディー、マリファナクッキー、マリファナマフィンなんかも買える。
red light district には下着姿の姉さんたちと男のドラマがある。
「自由」と「抑圧」についてちょっと考える。だめよ、って言われたらしたくなっちゃうけど、別にいいよっていわれたら、必要なときだけやるんじゃないかな。2010年の統計によると15-34歳の大麻使用率は32.3%(オランダ)。抑圧して大麻撲滅を目指しているフランス(43.6%)より低い。
ヨーロッパの真ん中にこんな変な街があるってしらなかった。
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