勝手にダンスウィーク①小学校の子供たちのダンス発表会 @ジャイプール

インドにきてほぼ3週間。インドと言えば舞踊の宝庫。絶対どこかでプロフェッショナルなダンスみれるだろう~思っていたが、甘かった。全くぶち当たらない。自分から見つけに行こうと、劇場theaterを探してもインド人にとって劇場とは映画館のことを指すようで、劇場に連れて行ってくれるというからついていっても、映画館に連れて行かれる…せっかくだから映画も見るけれど(おもしろかった)私はダンスが見たい~!

トゥクトゥクで美術館へと走っている途中劇場らしき建物を発見し、Uターン!なんとか劇場へ到着することができた。ピクニックをしているのか子供たちがワラワラ。チケットオフィスも見当たらないし、困ったなーと思っていると、前方に男を発見。ダンサー探知機がピピンと反応。声をかけると、彼(ナベドゥ)はダンサーで、今晩の学校公演では振付をしている。タダだしせっかくだからみにこいよー!という。

せっかくだからみにきた。ナベドゥが入口で待ってくれている。明るく清潔な男だ。久しぶりにダンサーのエネルギーを感じる。席に通され待っていると、あれよあれよという間に400程の観客席が満員に。立ちみもいる。ショーは1時間遅れてスタート(インド時間)。背景には学校の名前がだーんと印刷された布。内容はインド風音楽を使ったお遊戯会。家族たちに混じってぼーっと舞台上で揺れる子供たちの姿を眺める。インドで学校ダンス発表会をみる日が来るとは…人生はきまぐれだ。

面白かったのは、この会全体が英語で進行されていたこと。司会ももちろん英語だし、ショー中にあった子供たちの演劇も英語。インドの英語教育への力の入れ具合はすごい。

また、司会は演目と演目の間にヒンドゥーの神様について話をしている。なんちゃってではあるが、伝統舞踊、各踊りは異なる神様のダンスなのだ。

1時間くらい見て、ナベドゥには悪いが帰ることにした。帰り際に周りの大人に「プロフェッショナルなダンスが見たいのー!!!」と言いふらしていると、明日このシアターでカタックダンスがあるという。OK、また明日帰ってきます。

柿崎 麻莉子 | Mariko Kakizaki

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